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阪急西宮ガーデンズ 駐車場プロジェクト

阪急西宮スタジアムの跡地に建設された西日本最大級のショッピングセンター
「 阪急西宮ガーデンズ 」
そこで約2300台を収容する駐車場の運営管理を、リオスのシステムが支えています。

リオス設立以来の一大プロジェクトとなった
「阪急西宮ガーデンズ駐車場管理システム開発プロジェクト」の一端をご紹介します。

「いざ、出陣!」

いざ、出陣
弊社現場責任者 木本

まずは図面を広げることから始まります。
駐車場の設計図面から、どこに画像撮影用のカメラを設置するのかを決定するのです。

我が社のシステムの生命線は画像です。
最適な画像を収集できるかどうか、それが在車判定の成否の命運を握るといっても過言ではありません。
慎重に議論を重ねて設計を行います。

図面
進捗 進捗

システムの開発と同時並行で、現場での機器設置工事を行います。

工事開始当初、骨組みむき出しの建物に山積みの資材。
駐車場の面影のないころから、ここで自社のシステムが稼動する姿を夢見て汗を流すのです。

現場では毎朝、ショッピングセンター建設に携わる全作業員を集めた朝礼が行われます。
各社担当箇所の進捗状況を確認し、一日の作業内容を確認し合います。
大規模な建設工事であるため、他社も含めた作業員同士の連携はとても大切になります。
その分、「みんなで作り上げている」という一体感があります。

普段の私たちの仕事はデスクワークが中心です。
普段とは違う工事現場での作業で、日ごろの運動不足を痛感させられる毎日です。
その一方で、プロジェクトが終わるころには、すっかり現場の似合うたくましい姿となって戻ってくる人もいるとか、いないとか・・・

屋上 建設中
進捗 進捗 進捗

天井からぶら下がる輪。
輪くぐりをするわけでも、輪投げをするわけでもありません。

これはLANケーブルの束です。

カメラの映像をサーバに送るにはLANを使用します。
無線LANもだいぶ浸透してきましたが、画像を扱うことにより大量のパケットが発生するこのシステムではまだまだ安定性の面での懸念があります。

このLANケーブルが全12フロア、520台のカメラと21台のサーバを結びます。
駐車場の天井に張り巡らされたLANケーブルは、システムの血液を通す血管のようなものです。
縦横無尽にデータが行きかいます。

LAN敷設 LAN敷設
進捗 進捗 進捗 進捗
カメラ設置ページトップへ

カメラの設置は、駐車場システムがうまく動くかどうかのキモの部分です。
現場での作業のうち最も重要であり、最も大変な作業です。

慎重に一つずつカメラを設置して、LANケーブルに接続していきます。
電源はLANケーブルから分配するので、設置はケーブル一本で無駄な配線は不要です。

正確に必要な画像が撮影できるよう、角度とピントの調整に神経を尖らせます。
この作業をおろそかにするとシステムに大きな影響が出てしまいます。
一台のカメラの設置時間は短いのですが、大量のカメラの設置を全て終了させるには何日も何日も必要になります。
根気と体力がいる作業です。

写真に写っているのはリオスの技術者です。
SEと言えども現場に入って作業服を着て作業をテキパキこなします。

カメラ設置 カメラ
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だいぶ出来てきましたページトップへ

ずいぶんと駐車場らしくなってきました。

フロアには白線が引かれ、見覚えのある光景ですね。
このころになると、完成も近付き、建設現場の風景も日々刻々と変わっていきます。
作業のピッチも上がり、いよいよ完成に向けてラストスパートです。

外観途中
駐車場光景
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サーバ設置ページトップへ

システムを支えるサーバを設置します。

全21台のサーバと1台のクライアントパソコンを運び込み、いよいよ社内で開発を行ったシステムを稼動させます。
大量の画像データが送られてくるので、負荷を分散するためにサーバの台数も多くなります。

サーバの設置が完了すると、いよいよ本番環境でシステムを動かします。
ここからは社内での開発組、現場作業組がタッグを組み、現地でのテストに入ります。

「あそこのフロアの電源を入れてきて」

そう言われて駐車場に向かったはいいのですが、敷地が広大なためたどり着くまでに迷子になることも・・・。

サーバルーム クライアント
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招き灯確認ページトップへ

招き灯とは「こっちが空いてますよ~」を知らせる灯りです。
システムはこの招き灯と連携して、空いてる車室へお客様を案内します。

招き灯の灯がついた瞬間、それはまさにシステムの灯がついた瞬間。

「やった!」

思わず仲間同士、声を上げて喜び合います。
苦労を重ねてここまでたどり着いたとき、こみ上げてくるものがあります。

とはいえ、まだ試験点灯の段階。
最後の追い込みに向けて、気合を入れなおします。

まねき灯
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いよいよ本番運用開始です。

システムを構築するうえで一番緊張するとき、それが稼動の瞬間です。
ショッピングセンターのオープンとともに一台、また一台と車が入ってきます。
車が駐車されるたびに青く光る招き灯が消灯し、車を感知しシステムが正常に動作したことを知らせます。
プロジェクトメンバー一同の顔から、思わず笑顔がこぼれます。

「何気なく生活していて利用していたシステムが、実はリオスのものだった」、 「生活の一部として当たり前のように皆さんの役に立っている」、 リオスの目指すところはそういうところです。
この駐車場管理システムも今日も皆さんの生活の一部として、密かに稼働し続けています。

西宮外観